”お互いに/なれるのは厭だな/・・・(日本フルハップ「まいんど」2019年4月号掲載)”(大阪)守口 エステ[ゆるびか]

ゆるびか

06-7501-6475

〒570-0028 大阪府守口市本町1-8-16 コムズスクエアA301

営業時間/10:30-19:30 定休日/不定休

”お互いに/なれるのは厭だな/・・・(日本フルハップ「まいんど」2019年4月号掲載)”(大阪)守口 エステ[ゆるびか]

ゆるびかブログ

2019/05/05 ”お互いに/なれるのは厭だな/・・・(日本フルハップ「まいんど」2019年4月号掲載)”(大阪)守口 エステ[ゆるびか]

 

”お互いに/なれるのは厭だな/親しさは/どんなに深くなってもいいけれど”

-著フリージャーナリスト 音田昌子-

 

 

結婚生活も長くなると、お互いの存在がまるで空気のように感じられ、いつも元気でそばにいることを当たり前のように思っていた。ところが昨秋、夫が思いがけず入院して手術をうけることになり、いささかうろたえた。

我が家はずっと共働きだったため、すれ違いが多く、よくけんかもしたものだ。それでも、お互いに言いたいことは遠慮なく言い合い、なれあうことなく、常に向き合える関係でいたいと思っていた。しかし、長い歳月の間に、いつのまにか、緊張感や相手に対する気遣いが薄れてしまっていたことに気づいた。

そんな折、たまたま友人から勧められた『茨木のり子詩集/谷川俊太郎選』(岩波文庫)を読み、茨木さんが49歳のとき、がんで早逝した夫への思いをうたった詩「なれる」が目にとまった。夫の死後、自宅でひとり暮らしをしていた茨木さんは、クモ膜下出血でなくなるが、死後に未公表の作品が多数見つかり、詩集『歳月』(花神社)として刊行された。「なれる」はそのなかに収められていた作品だが、その書き出しの4行に、どきりとした。

 

「おたがいに

なれるのは厭だな

親しさは

どんなに深くなってもいいけれど」

 

狎(な)れる、馴(な)れす、慣(な)れる・・・。なれすぎると「人と人との関係は崩れてゆき/(中略)気づいたときにはもう遅い/愛にしかけられている怖い罠」・・・と、歌は続く。茨木さんの作品には、社会に向けた厳しい眼差しが感じられるものが多いが、この歌では、その目が、一人の男性にやさしく向けられている。

前述の『茨木のり子詩集』のなかで、私がいちばん好きなのは、「倚(よ)りかからず」と題した、73歳の時の作だ。できあいの思想や宗教、学問など、もはやいかなる権威にも倚りかかりたくない・・・。「じぶんの耳目/じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある」と、勇ましくたんかを切った後で、「倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ」と、ふっと笑わせる。大上段に構えた後の、一種のてれかもしれないが、そんなところが彼女の魅力でもある。

茨木さんの夫妻のような理想のカップルにはなれそうもないが、これを機に、私たち夫婦ももう一度、出会った頃の初心に戻り、お互いになれすぎないよう心がけたい。

 

 

 

 

ー・-・-・-

 

まいんど「日本フルハップ」が毎月発行している雑誌です。

そのまいんどに掲載されている音田昌子さんのコラムが好きで、残しておきたいと思うのですが、雑誌をそのまま残せないのでブログという形で残したいと思いました。

以前のブログでも何度かブログで紹介したのですが、忙しくなると入力時間が取れなかったりするので、1か月遅れでブログに残していこうと思います。

 

ー・-・-・-

 

 

これはご夫婦だけでなく、親や兄弟、友人に至るまで言えることかもしれませんね。

もっと言えば、仕事でも言えるのかもしれません。

仕事に対して愛しい気持ちを深めることができれば、サービスの向上につながるのかなぁ~と思いますが、なれはサービスの低下につながるような気がします。

「当たり前」と思っている日常に実は「当たり前」はなく、全てが「奇跡」なのかもしれないなぁ~と思うゆるびかです

 

 

 

 

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

ゆるびか

【住所】
〒570-0028
大阪府守口市本町1-8-16
コムズスクエアA301

【電話番号】
06-7501-6475

【営業時間】
10:30~19:30

【定休日】
不定休

■■□―――――――――――――――――――□■■

TOP