”おらはおらの人生を(日本フルハップ「まいんど」2019年3月号掲載)”(大阪)守口 エステ[ゆるびか]

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2019/04/02 ”おらはおらの人生を(日本フルハップ「まいんど」2019年3月号掲載)”(大阪)守口 エステ[ゆるびか]

 

”おらはおらの人生を引き受ける”

-著フリージャーナリスト 音田昌子-

 

 

老いと向き合いながら、長い余生をどう生きるかは、”人生100年時代”を迎えた私たちに与えられた宿題だ。書店をのぞくと、その問いに答えてくれるハウツー的な本から、人生論、さらに老人を主人公にした小説の類[たぐい]がたくさん出まわっている。

昨年、芥川賞を受賞した若竹千佐子さんの小説『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社)は、74歳の主人公、桃子さんがひとり明るく生きていくさまを、東北弁の一人称でユーモラスに描いている。

集団就職で上京し、結婚してふたりの子供を育て上げ、夫を見送って、今はひとりで新興住宅地に住む桃子さんは、とにかく明るい。過去の思い出を振り返りながら、亡くなった人たちとも会話し、「あいやぁ、おらの頭[あだま]このごろ、なんぼがおがしくなってきたんでねべが」などと自問自答するのにいそがしい。

書名の『おらおらで・・・』は、宮沢賢治の詩「永訣[えいけつ]の朝」※のなかで、早逝[そうせい]した妹が「Ora[オラ] Orade[オラデ]Shitoriegumo[シトリエグモ]」(私は私で一人行きます)と、兄に別れを告げたときのことばのようだが、桃子さんも「おらはおらの人生を引き受げつ」と自分流の生き方を貫いている。

最近、出版された内館牧子さんの小説『すぐ死ぬんだから』(講談社)も、78歳のハナさんが主人公だ。息子夫婦に家業の酒店を譲り、夫とも仲がよく、おしゃれを生きがいに毎日楽しく暮らしていたが、ある日、夫が急死して、と物語が展開していく。

『すぐ死ぬんだから』という書名には、年をとると、どうせ「すぐ死ぬんだから」と身なりにかまわなくなり、集まれば孫自慢に病気自慢、元気自慢・・・。こんな爺さん、婆さんの現実を少しでも遠ざける気合と努力が大切だという作者の思いがこもっている。

私とほぼ同世代のふたりのヒロインの生き方を見ていると、老いをしっかり受け入れることでこそ、新しく得るものもあること、老いを恐れすぎても、恐れなさ過ぎてもいけないと気づく。

共通していえることは、桃子さんの「おらはおらの人生を引き受げつ」という自分流の生きこわくないし、悔いもない。

 

※『日本語を味わう名詩入門1 宮沢賢治』(あすなろ書房)

 

 

 

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まいんど「日本フルハップ」が毎月発行している雑誌です。

そのまいんどに掲載されている音田昌子さんのコラムが好きで、残しておきたいと思うのですが、雑誌をそのまま残せないのでブログという形で残したいと思いました。

以前のブログでも何度かブログで紹介したのですが、忙しくなると入力時間が取れなかったりするので、1か月遅れでブログに残していこうと思います。

 

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ゆるびかもご利用くださるお客さまとよくお話をします。

「年齢にはかないません。でも年をとるのは簡単だから、あがなう努力も必要ですよね。」とか、「美魔女を目指すとか、若返りを目指すという、そこまでの意識はないです。でも何もせずにどんどん老けるのはさすがに嫌なので、できる範囲で頑張っておこうかなぁと思ってます。」と。若さや美しさに執着することなく、でもできる範囲の努力をする・・・大切なことなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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