”心に残ることば(日本フルハップ「まいんど」10月号掲載)”(大阪)守口のエステ[ゆるびか]

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ゆるびかブログ

2018/11/01 ”心に残ることば(日本フルハップ「まいんど」10月号掲載)”(大阪)守口のエステ[ゆるびか]

 

”青年鹿を愛せり嵐の斜面にて”

-著フリージャーナリスト 音田昌子-

 

いつかぜひ行ってみたいと思っている場所のひとつに屋久島がある。テレビで見た巨大な縄文杉に憧れたのがきっかけだが、その後、京都大学総長で人類学・霊長類学者の山極壽一(やまぎわじゅいち)さんが、『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』(文春新書)のなかで自らの青春時代を振り返り、自然豊かな屋久島の魅力について熱く語っておられるのを読み、ますます憧れが強くなった。

山極さんが屋久島を初めて訪れたのは学生時代。京都大学に入学後、休暇を利用して全国各地を歩きまわっていたが、屋久島では、野生の鹿や猿が走り回る原生林の雄大さに強くひきつけられたという。

だが、当時の日本は大きな開発の波に飲み込まれていた。島でも原生林が次々と伐採され、放置されている現状に危機感を覚え、やがて地元の人たちとともに、国の伐採計画や道路の拡張工事に意見し、自然を守る運動に関わるようになる。

今年の春、山極さんは京都大学の入学式の式辞で、自らの若い頃を振り返りながら屋久島の自然の豊かさを語り、その流れで、前衛俳句の旗手と呼ばれていた故・金子兜太(かねことうた)さんの一句を紹介し、新入生たちに贈ることばとされた。

 

青年鹿を愛せり嵐の斜面にて。

 

山極さんがこの句から思い浮かべるのは、若い頃にたまたま見た、屋久島の断崖絶壁にすっくと立つ鹿の姿だという。当時、野生の鹿は森のなかでもめったに姿を見かけなかった。人を見ると驚いて逃げてしまったものだが、切り立った崖をまるで鳥のように軽々と跳躍していく、その姿の美しさに思わず息をのんだという。

鹿が嵐にもまれながら、足元の定まらない斜面を行く。その孤高の姿を、若者の立ち位置にたとえ、正面から吹き付ける風に負けず、しっかり脚を踏んばれと、新入生たちを激励されたのだろう。

金子さんが、この句をどんな状況で詠んだのかはわからない。だが、東京帝国大学(現・東京大学)在学中に戦争が始まって戦地に駆り出され、捕虜生活を体験した金子さんにとって、自らの青春時代と重なる一句と思われる。

鹿は秋の季語。もし、いつか屋久島に行けるなら、できれば秋に行ってみたいと思った。

 

 

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まいんど「日本フルハップ」が毎月発行している雑誌です。

そのまいんどに掲載されている音田昌子さんのコラムが好きで、残しておきたいと思うのですが、雑誌をそのまま残せないのでブログという形で残したいと思いました。

以前のブログでも何度かブログで紹介したのですが、忙しくなると入力時間が取れなかったりするので、1か月遅れでブログに残していこうと思います。

 

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ゆるびかも、屋久島へはいつか行ってみたい!と思っています。

いつになるかはわかりませんが、「行く時は一緒に行こう!」と約束をしている友人もいます(笑)

 

 

 

 

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