”心に残ることば(日本フルハップ「まいんど」2022年7月号掲載)”(大阪)守口 エステ[ゆるびか]

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2022/08/01 ”心に残ることば(日本フルハップ「まいんど」2022年7月号掲載)”(大阪)守口 エステ[ゆるびか]

 

”いまこそ求められる癒しの力”

-著フリージャーナリスト 音田昌子-

 

 

本棚を整理していたら、すっかり忘れていた古い本が出てきた。TTR能プロジェクトという能楽の囃子方(はやしかた)ふたりのユニットが出版した『夢幻の可能性ー囃子方が舞台を創るということ』(TTR能プロジェクト事務局)で、冒頭に「能」と題した谷川俊太郎さんの詩が載っている。改めて詩を読んでみて、その一節に強くひかれた。

 

舞台はぽっかりと時空に空いた穴/仮面が見つめるのは夢か現か/美へと昇華した古い苦しみの気配が/私たちの「今」の苦しみを癒そうとする

 

能の舞台など、もう何年も観ていないのに、そのときの不思議な感覚がよみがえってきた。

能の舞台で誰もが最初に目をひかれるのは、役者がつける面(おもて)だろう。面自体は変わらないのに、役者がつけると、それはたちまち表情を持つ。その表情や役者の動きに、登場人物の気持ちを思い、状況を想像する。「仮面が見つめるのは夢か現か」という詩のことばは、そのまま観る人の実感でもある。

TTR能プロジェクトには、私が新聞社を退社し、大阪府立文化情報センターの仕事をしていたときに出会った大鼓方の山本哲也さんと小鼓方の成田達志さんが古曲芸能のなかでもとりわけ難解とされる能の魅力を広く知ってもらいたいと活動を開始されて間もない時期だ。従来の門閥や地域を超えた能舞台、ライブ能などのユニークな企画が人気を集め、同センターで開催した「能楽体験講座」も、能の知識は全くない受講生に大好評だった。

あれから二十数年。長く続いたコロナ禍でコンサートや演劇などの舞台活動は大きく制約を受け、おふたりもさぞ苦労されたことだろう。しかし、先日久しぶりに連絡してみて、TTR能プロジェクトがいまなお健在で活動を続けていることを知ってうれしかった。さらに、おふたりの息子さんを含めた20代の若手の囃子方4人が、昨夏、「ナニワノヲト」というユニットを結成し、現代の若者たちに能楽の魅力を知ってもらうための活動を開始したという。

谷川さんの詩にあるように、「『今』の苦しみを癒そうとする」能楽の力が、この時代、新たに求められているのかもしれない。

 

 

 

 

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まいんど「日本フルハップ」が毎月発行している雑誌です。

ジャーナリスト音田昌子(おとだまさこ)さんの心に残ることばを掲載します。

 

 

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残念ながら能を観る機会はありませんでした。

でも確かに、たまにテレビの向こうに映る能を観た時を思い出すと、能の舞台を直に観ることができたらその世界は夢とも現実とも区別がつかないようななんとも言えない世界が広がっているような気がしました。

能の舞台を観てみようと思ったこともなかったので、能の舞台を観た時の自分を想像することはありませんでしたが、今、能の不思議な世界を体験してみたい・・・と思う自分がいます。

 

 

 


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